大山寺参道 12月22日最終日 研修3日目は大山ロイヤルホテルを出発して大山寺の参道を歩きました。 幸い参道に雪も無く大山寺門前を楽しみながら歩けました。 12月22日とあって人の姿も殆どなく静かな山岳信仰の趣が残っています。 大山寺は養老年間(717〜724)に大山の中腹に金蓮上人が地蔵菩薩を祀り修験道場として開いたのに始まりといわれます。 平安時代に慈覚大師が入山して山岳仏教の霊場となり以後、天台宗の山となりました。さらに、元弘の乱(1331)の際、後醍醐天王を忠臣・名和長年が大山の北東にある船上山に迎えたとき、長年の弟で大山寺の僧・源盛が僧兵700余騎を引き連れて武力強力であったとされます。戦国時代は山名氏・尼子氏・毛利氏により寄進や修造が行われ大いに栄えた大山寺でしたが、明治の神仏分離令により、大山寺と大神山神社は 神と仏が切り離されました。 参道の石畳や石段、山門の辺りに神仏習合時代の名残が伺えました。 山門前での思い出写真です。
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